冷え対策
冬の冷え対策、しっかりと考えたい時期になりました。
私は北国育ちなのですが、外は寒くても家の中は暖房が利いて暖かかったことを思い出します。
関東へ来てからは、雪はないものの、肌に刺すような空っ風の冷たさに驚きました。
また、雪国では冬は雪のおかげで肌がうるおっていますが、こちらは乾燥した空気が肌にもダメージを与えてしまいます。
そのため、冷え対策とともに、保湿対策もしっかり取らなければと思います。
特に気になるのは、お風呂上りに肌が乾燥して、かゆくなることです。
湿疹体質なので、寝る時に体が温まると背中などが痒くなり、手が届きにくいのでとても苦労します。
そのため、お風呂上りに背中や肩にも化粧水をつけることにしました。
すると、少しかゆみが和らぐようです。
やはり、こまめに保湿をすることが対策になりますね。
人によってはベビーオイルやボディクリームなどを塗る場合もあるでしょうが、私のようなアレルギー体質は化粧水が合っているようです。
冷え対策は、足先を温めることが欠かせません。
座り仕事が多いので、足元に温熱パッドを置いて、足元から温めるようにしています。
ホットカーペットがあると、部屋がふんわりと温まり、足元がぽかぽかして冷えによいですね。
今年はホットカーペットが壊れてしまったので、新しいものを購入するまでは、さまざまな温熱グッズを駆使しながら、冷えに備えたいと思います。
アトピーに良い温泉
前回の記事では、冬のアトピースキンケアについて触れましたが、冬は温泉に浸かりたい、ということもあるのではないでしょうか。
そこで、アトピーでも入れる温泉について少し調べてみました。
温泉とひと口にいっても、さまざまな種類があり、効果効能がちがいます。
ですので、温泉に浸かってみたら肌が良くなった、という場合もあれば、逆に悪化してしまった、などということもあるのです。
温泉には温泉法という法律があるらしく、こちらで詳細が決められているようです。
この温泉法によると、硫黄泉・酸性泉がアトピーに効果的なのだそうです。
硫黄泉の場合は、温泉に近づくと独特の硫黄臭がするので、わかりやすいことでしょう。
この硫黄の成分が、アトピー肌の殺菌に良いということです。
酸性泉の場合は、肌がもともと弱酸性なので刺激が少ないといえるようです。
ただ、あまり熱いお湯は肌に刺激になりますし、かゆみを起こす原因になりやすいので、やはり避けた方が無難ですね。
また、温泉から上がった後の保湿ケアも大切です。
温泉には、自然の景色の中、大きな湯船に浸かって大地のぬくもりを感じてリラックスすることが大きな効果があるでしょう。
アトピー用の保湿対策をしっかりとりながら、時には温泉を楽しむのも療養のひとつになりそうです。
冬のスキンケア
今年は秋から冬への移り変わりが不安定で、暖かかったと思ったら急に寒くなったりと、気候の変化に対応するのが大変です。
風邪やインフルエンザも流行り出しているようなので、体調管理には十分気を付ける必要がありますね。
気温が変わりやすかったり、空気が乾燥したり、風邪をひいたりすると、身体の免疫も落ちてしまいます。
免疫が下がると、ウイルスに感染しやすくなるのはもちろん、アトピーや敏感肌にも影響が出やすくなります。
特に、乾燥しやすいアトピー肌は、スキンケアが欠かせません。
寒いのでお風呂に入って温まりたいですが、温まりすぎると症状が悪化したり、お風呂上りの保湿をしっかりしないとすぐに乾燥したりと、調整がむずかしくなりがちです。
アトピーの場合は、シャワーかぬるま湯のバスタブにさっと浸かる、お湯のみで身体の汚れを洗い流すのがよいとされています。
ですが、冬は熱めのお風呂や温泉にじっくりと浸かりたい気分になりますね。
お風呂に入るなら、セラミド入りの入浴剤を入れて入る、温泉ならアトピーにやさしい泉質のお湯に浸かるなど、工夫をしながら楽しみたいものですね。
そして、アトピー・敏感肌の場合は入浴後は面倒がらずに、患部を中心に化粧水などで保湿をするように心がけましょう。
そうすることで、肌の水分が保たれ、夜中に皮膚がかゆくなってかきむしってしまう、などということが減っていきます。
また、そうしたかゆみが出やすい時のために、枕元にセラミド入り化粧水などを置いておくのもひとつ。
かゆみが出たらすぐに化粧水を補う、スプレーするなど、こまめにケアをすることで、辛い症状が和らぎ、安眠しやすくなるでしょう。
睡眠は免疫力アップに欠かせないので、なるべくぐっすりと眠れるよう、スキンケアをこまめにすることがおすすめです。
アトピーのスキンケアとは?
アトピーのスキンケアには気を遣う、という方も多いのではないでしょうか。
合わない化粧品を使うと、少しの刺激もしみる、かゆみが悪化する、ということもあります。
市販の化粧品には防腐剤などの添加物や、余分な成分が含まれている場合があるので、注意が必要です。
アトピーの肌とは、皮膚表面にある角質層で水分を保持するセラミドが作り出しにくい状態なのだそう。
だから、セラミドを十分に補ってあげることが大事です。
そして、セラミドが効果的に角質層に浸透するよう、その内容も確かめておく必要があります。
人の細胞よりも大きな分子のセラミドは、角質の奥までは届きにくいため、低分子化されたものを選ぶようにしましょう。
できれば、アトピーのスキンケアについて熟知した皮膚科医の元で監修された化粧品など、アトピー・敏感肌専用のものを使用するのがおすすめです。
中でも、洗顔やお風呂上りに肌を保湿するための化粧水は、この角質層に素早く水分を届けるために大事なステップ。
洗顔・入浴後は肌の水分が蒸散していくので、5~10分以内にうるおいを届けることがポイントです。
この時、セラミドを効果的に肌に浸透させることで、アトピーの症状を和らげ、肌が健康な状態に回復することを助けることができます。
そして、顔や全身の気になる部分に化粧水をつけたら、ワセリンや保湿クリームなどで油膜を作り、水分を逃がさないようにします。
こうした心がけを続けることが、辛いアトピー症状を和らげることにつながります。
なるべく低刺激のセラミド配合化粧品を選び、アトピーのスキンケアをおこなっていきましょう。
参考サイト:
アトピー・敏感肌用の保湿化粧水
体は正直?
このブログでは、アトピー性皮膚炎に効果的なスキンケアやアイテム、情報などについて綴っていく予定です。
子どもの頃にアトピーになるという方は多いようですが、大人になるにつれ、だんだん治るケースが殆どといわれています。
子どもの身体は、まだ免疫がついていなかったり、異物に敏感に反応しやすく、食べ物のアレルギーが出やすいことなども原因にありますね。
ですが、大人になってから再びアトピーを発症するという例も増えているそうです。
そして、その原因の多くは「ストレス」といいます。
たしかに、大人になると仕事や人間関係など、複雑な事情を抱えやすく、また体調が崩れた時に身体に異変が起こることがあります。
人によって、胃が痛くなったり頭痛がするなど、もともと抱えている弱点に症状が出やすいものですが、それが皮膚の場合はアトピーを再発する、ということになりやすいのです。
あるアトピー治療の専門医が書いた本を読んでいると、しばらく学校や仕事を休み、何もせずにのんびり過ごすとすっかりアトピーが良くなる、という改善方法が載っていました。
症状の原因となっているストレスを手放すことで、辛いアトピー症状が解消されるとのことです。
もちろん、これは入院が必要なほどの重症のアトピー患者さんに薦められる方法だそうですが、1ヶ月入院治療するくらいなら、思い切って空気の良い所へ転地療養に行くのも理にかなっています。
ストレスから一度解放され、環境の違う所に身を置いて、これまでの自分の生き方を見直す時間を持つことも大切なのかもしれません。
本当は、重症になる前にこうした機会が持てるのが理想的ではありますね。
アトピーでも、その他の症状でも、ストレスが原因にあるとすれば、重症化する前に環境を変えてしばらく休息をとることが大切といえるでしょう。